2007-01-01から1年間の記事一覧

雑誌掲載・演劇関係 ●シアターアーツ31号(2007年夏号)…拙訳『イザベラの部屋』テクスト(ヤン・ロワース)全文掲載 ●悲劇喜劇八月号(7/7売)…「ヤン・ロワース&ニードカンパニー『イザベラの部屋』」というエッセーを書きました。ティークイーン・オブ・…

ゴーレム

アルフレッド・ベスター『ゴーレム』(渡辺佐智江訳・国書刊行会)面白いです! 「面白い」としか言いようがないのでそれ以上何も書かないけど、本当に面白い。大好き。←文筆業とも思えぬ素朴すぎる感想!…自分がSFに詳しくないので、下手なことを書くとその…

春の祭典?

現代美術としてもパフォーミングアーツとしても…うーん、どうなのか、決して趣味がいいとは言えないような気がするけれど、一度見ると妙に取り憑いて頭を離れないので、あなたもいかがですか。katarzyna kozyraというポーランドのアーティストだそうです。男…

Whatever Saladのレシピ

サラダニソワーズは食べたいけど、炭水化物の摂取は極限まで減らしたい…というこの季節。開発しました。ラタトゥイユとチュニジアサラダの中間みたいなもの。まだ名がないので仮名、Whatever Salad。 いつもながら作り方は簡単。ポテト(少なめ)は予め電子…

悲劇喜劇

明日発売の早川書房「悲劇喜劇」にヤン・ロワースのことを書かせていただいた文章が掲載されます。ご興味のある方は是非どうぞ!(文=目黒条)

ゾディアック

『ゾディアック』。題名に惹かれて「なんだかどうしても見なければ」と思って見に行った。もちろんデイヴィッド・フィンチャー監督だっていう理由もなくはなかった…が、私はこの監督は、大嫌いなわけではないけれどそんなに大好きでもない。ただ、このタイト…

デザイン崩壊

「目黒と条のあいだは半角アキにしてください」などと、出版社とかお仕事関係の人にはいちいち頼みまくっているくせに、自分でやってるブログのタイトル中の「目黒条」が半角アキになっていない!という灯台もと真っ暗な事実に気づき、慌ててブログの管理ペ…

シアターアーツ

ヤン・ロワース&ニードカンパニー『イザベラの部屋』に感動した人、そして惜しくも見逃した〜という人に朗報! 来週月曜(6月25日)発売予定のシアターアーツ夏号(31号)に、拙訳『イザベラの部屋』テクスト全文が掲載されます。本番で流れた字幕は、カ…

ナンバー9ドリーム

デイヴィッド・ミッチェル『ナンバー9ドリーム』(高吉一郎訳・新潮社)!素晴らしかった! 実は一ヶ月ぐらい前に読み始めて、あまりに面白いので一気読みするのが勿体なくて、少しずつミリミリと読み続けていたのだけど、ついに読了してしまった。密度が詰…

ダイエット版カルボナーラ

この前、外でランチをした時、スパゲッティ・カルボナーラを頼んだら、がっかりな味だった。ベーコンだけは凄くたっぷり入っているのに(しかも非カリカリ)、生クリームが全然入ってなかった。わたしはカルボナーラには、ベーコンだのパンチェッタだのの畜…

イザベラの部屋・上演テクスト

拙訳『イザベラの部屋』上演テクストが、雑誌『シアターアーツ』六月中旬発売の夏号に掲載されます。舞台を見て忘れがたく思っている方、舞台を見逃してしまったという方、このチャンスに是非どうぞ。フルテキスト掲載(舞台で使用した日本語字幕はカンパニ…

ヘンリー・ダーガー

原美術館の「ヘンリー・ダーガー」展を見た。少女を描いたアウトサイダーアート、と簡単にまとめてしまうとあまりに申し訳ないような、膨大な物語と膨大な絵。そのほんの一部が展示されているだけでも、圧倒的な空想世界に胸うたれる。誰に依頼されたんでも…

映画『素粒子』

ウエルベックを偏愛するわたしが映画版『素粒子』を見にいくのは、ドアーズのマニアがオリヴァー・ストーン監督の『ドアーズ』を見るようなものだと最初から覚悟していたので、別にさほどショックではなかったけれど。でもウエルベックはこの映画を見てどう…

約束の旅路

ラデュ・ミヘイレアニュ監督『約束の旅路』(原題Va, vis et deviens)を拝見。エチオピアのユダヤ人(ソロモン王とシバの女王の末裔として大昔から約束の地を夢みてきたファラシャという人たち)をスーダンの難民キャンプからイスラエルに移送する「モーセ…

ドルイド

今日21日、ドルイド・シアター・カンパニーの『西の国のプレイボーイ』のリハーサルでしたが、現場を見てとても素晴らしいと思ったので、是非いらしてください。字幕、ばっちりやりました。22日(木)〜24(土)と三日間四ステなので、お見逃しなく! 会場は…

イザベラの部屋

4月6〜8日に彩の国さいたま芸術劇場で上演される、ヤン・ロワース&ニードカンパニー『イザベラの部屋』の字幕をわたしが担当させていただきます。ベルギーからの招聘公演で、ピナ・バウシュ風に「タンツテアター」と呼ぶのもありかもしれないけど、コンテン…