録音で仕事をする実験


写真は、セガフレード(略してセフレ!)のエスプレッソ。
今日は外にばかりいなければなりませんでしたが、そのせいで仕事を遅滞させるわけにもいかないので、キンドル見ながらiPhoneのボイスメモに翻訳原稿(のようなもの)を録音、という形で仕事をしていました。
訳文を口で喋ってICレコーダーに録音、というのは00年代からやってたけど、最近、ある方がブログで「iPhoneに向かって喋ってても、他人からは電話してるようにしか見えないので意外とナチュラル」と書いていたのを読み、なるほどねと思って、真似してみたわけです。確かに、電話する格好をしているのは、隠れ蓑になる感じ。しかし、待合室のような静かな空間で電話に向かって囁いていると、やっぱり他人に振り向かれます。いったん電話じゃないことがバレると「なにしてるんだ?!」という恐怖感を与えるみたい…。
iphone録音方式のことをブログに書いてたその方は大先生なので、喋りっぱなして音声ファイルを送ったら、あとは編集さんが録音から起こしてタイピングしてくれるらしい――のですが、わたしはそれを自分でやらねばならないのでした。喋り翻訳してるときは異常なスピードで進んでる気になるけれど、あとで起こして文字打ちすることを考えると、時間の節約には別になっていないかも…。
デスクのない(電車など)場所でもキーボードを打たず、場所も取らずできる、という点では、お手軽かつ画期的かもしれない方法ですけどね。(文=目黒条