Carson McCullersの本を実家から大量奪取。他人が書いた彼女の伝記（The Lonely Hunter）も含めて六冊。これだけ制覇すれば研究家になってしまいそうです。彼女について何か知りたい人がいらっしゃいましたらなんでも訊いてください。…と、まだ全部読んでも…

森村泰昌さんの新しいご著書『手の美術史』をお送りいただきました。名作絵画に登場する人間の「手」部分に着目し、「手」達が饒舌に語っているものを読み解こう、という刺激的な著作です。あたかも映画のクローズアップのように、手への「寄り」で切り取っ…

本とか映画とか芝居とかいったものを「退屈な日常から離れ、しばし別世界を垣間見る」ためのもの、つまり単純なる娯楽だとみなすのは、ワーキングクラス的な考え方だ。それは、ウィークデイは辛く退屈な単純労働に明け暮れているけど、週末にはクラブに行く…

突発的にこういう事を書くと、「モンティ・パイソン 人生の意味」みたいなつもり？と誤解されるだろうけど、自分の備忘録として。 もしもわたしが「芸術とは何か？」を教科書的に定義しろ、と言われたなら、「芸術とは、右脳的ユーフォリア（多幸感、感情が…

以前はブログに料理のレシピを書くこともあったのだけれど、引越して後はオーブンもミキサーもない暮らしをしているので、料理と呼べるような料理をしなくなってしまい、したがってそういうポスティングも、もうしなくなりました。 その代わり、というわけで…

国内線の飛行機に乗るといつも思うのが、たかが一時間ほどのフライトで「ベルト着用のサインが消えるまでは…」「ベルト着用のサインは消えましたが気流が悪くて揺れるので、念のため着用を」「ベルト着用のサインがまた着きました…」とかって、短い搭乗時間…