2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

準備だけはあるのに、旅の

内田春菊さんの小説『準備だけはあるのに、旅の』の文庫版が発刊されました(中公文庫)。巻末に、わたしが書かせていただいた解説が掲載されています。光栄なことであります。この小説は、既に中公文庫として発売になっている『いつの日か旅に出よう』の続…

パリ20区、僕たちのクラス

六月に岩波ホールで公開予定の『パリ20区、僕たちのクラス』を試写で拝見。移民の多い20区の中学を舞台にした、そしてそこに実際に通う子供達が出演する映画で、ドキュメンタリーのようにリアルだが、原作小説のあるフィクション。教師役で主演している作家…

お一人様二つまで!

徳間書店にいらした本間さんが、独立して「株式会社ヒカルランド」という出版社をお作りになった、というご連絡をいただきました。面白いことをなさるにちがいない、という期待が高まります。 同じタイミングで、内田春菊さんの新刊コミック『お一人様二つま…

日常食記録

やっぱり自分のカレーが一番好き!と臆面もなく言ってしまいましょうか。あと、なんでもアイスクリームスクープでよそうとレストランっぽくなるし、ポーションが少なくても見た目に騙され満足してしまうので、ダイエット的にも良い、ということになりました…

苦手だった

夏服着用に向けダイエット中だったので(過去形。ある程度終結したつもりですが現状維持はしたい)、「脂肪分の少ないカレー」はいいのではないかと思って、スープカレーというものの人気店に入ったのですが…。出てきたカレーはスパイスの味が全然しなくて、…

でんこちゃん

内田春菊さんにインスパイアされて、東京電力のでんこちゃんデコメが流行中! 中公文庫の『…旅』二部作ご担当の編集さんMさんと、わたしとで送りっこしています(笑)。色々バラエティーに富んでいて、どれをアップしようか迷いましたが、いずれも可愛く、と…

雑誌 ★クロワッサン(7/24発売8/10号)…「最近、感動した映画見ましたか」ページにて『セラフィーヌの庭』について書かせていただきました(p98)。★SPAC「Shizuoka 春の芸術祭2010」特集号(4/14刊行) …カナダのワジディ・ムアワッドの『頼むから静かに死ん…

「焚書の季節」が来てはならない

青少年健全育成条例改正案なるものの最も馬鹿げている点は、「禁酒法と同じで、法で規制すればアングラ化するだけ」という理屈がまったくわかっていないところだ。合法的に手に入るロリコン漫画(というのか?わたしはその方面にまったく詳しくないのだけど…

『さくらの気持ち パンダの苦悩』

日本に住む中国人作家・編集者の唐亜明さんのエッセイ集『さくらの気持ち パンダの苦悩』が面白いです。異文化論や中国のことに興味がある方もない方も、読んでよかったと心から思える本だと思います。(文=目黒条)

外伝

シュウゴアーツで「なにものかへのレクイエム:外伝」を見てきました。ギャラリーで撮影するわけにもいかないので、いただいたご案内状が祭壇化しているデスクの一角をアップ。 (文=目黒条)

足に傘がささっている

絶賛発売中の『いつの日か旅に出よう』(中公文庫)には、足に傘がささった人の話が出てきますが(ネタばらしはルール違反でしょうから詳述は避けます。ぜひ読んでみてください)、そのさまを描いたとしか思えないグラフィティを、ジャガー(といっても船橋…

レトロ電話

実家にいまだ存在、レトロ電話。マンションの管理室との直通電話なので、ダイヤルが無いのです。骨董品かと思いきや、今でもときどき管理人さんからかかってくるそう!(文=目黒条)