サングラスの謎


フレームが丸くて大きめのサングラス、以前何度か買って失敗している。
一度目は安物を買って、グラス面の曲線のせいで視界のはじがグニャグニャに歪んで見え、「これじゃあ歩けない!」となった。安物だったからいけなかったのか、と二度目は少し高いのを買ったんだけど、最初は大丈夫そうに思えたのに、外を歩くと地面が三十センチ高くなって見え、危なっかしくてまた挫折。
今度こそという期待をかけて、超普及版みたいなやつをネットで買ったのですが(大勢に売れている実績があれば大丈夫かと)、やっぱり足元がやや怖い感じ。なんでみんな平気でこのタイプのサングラスをかけられるんでしょうね? 本当に不思議。そもそも一瞬のファッション用で、かけて歩いたりしちゃいけないものなのか(大衆向け商品として売られているのだからそんなはずはない?!)、それともわたしの知覚が変なのか…??悩んでいます。(文=目黒条