オフライン日記

次の週末のローザス拝見までは、基本的に自己座敷牢幽閉状態でお仕事頑張りましょうという体勢の今なのですが、恐ろしいことに気づきました。本欄のようなときどきしか書かないジャーナルのほかに、わたしはオフラインで自分だけの日記も書いているのだけど、2009年1月1日から今日までの分を計算してみたら、なんと400字換算で3312枚も書いているという事実を発見! これはいくらなんでも書きすぎではないだろうか、と自分でもあきれた。そんな暇があったら小説をもっといっぱい書けばいいのに、という考え方もあるだろうが、まあ日記というのはもちろん推敲なしの高速書き飛ばし文なので、お金をいただく文章とはまるで違う低労力で量産していて…。それに内容も「今日何をしました」と綴っているわけではなく、思ったことや、まだ生煮えなアイデアなどを記録したもので、正確に言うと「日記」というより「ネタ帳」的な要素が強い。だから三千枚以上書いても、無駄にはなってなくてちゃんと元は取っているんだ、と自分に言い訳してみたり…。それにしても、わたしって本当に書き中毒なんだな、と再認識…。
話は変わりますが、「いくらなんでも」つながりで書きますと、わたしは非常な早食いです。誰かと一緒に食事をする際は、その傾向を出さないように極力気をつけ、社会性を保っているのですが、うちごはん、一人でランチ、などという場面では、本当に食べるのが早い! きのうの昼に入ったタイ料理屋さんでも、着席した時点で、隣の人がもう半分以上食べ進んでいるところだったのに、わたしの分が運ばれてきて食べ終わったら、隣の人はまだ食べ終わっていなかった。店を出ようと立ち上がったわたしを、その人は驚愕の表情で見て、それからまた二度見していました。そういうのがいつものことです。時間をはかったことはないけれど、食べやすいものの場合、たぶん三分なんて絶対かかってない。しかし、いくらなんでも早すぎるかと自分でもちょっと反省。(文=目黒条