ミッシング・ピース 東京展

代官山ヒルサイドテラスで「The Missing Peace」という美術展を見てきた。サブタイトルが「ダライ・ラマ14世と向き合う、60人のアーティスト」。俗な言い方をすれば「お題がダライ・ラマ」展なのだが、ある意味では、世界中のアーティストたちが自らダライ・ラマの叡智を表現するひとつひとつの「回路」となったような、素晴らしい展覧会だった。多数の現代美術家たちの作品が並んでいるエキシビジョンで、こういう感慨――表現は違えど、みんなひとつのことを考えているのだ、という調和感というか結束感――を感じさせてくれるものは、実は滅多にないように思う。11月9日までやっているそうなので、是非この感覚を体験してみてください。ヒルサイド・フォーラム、ヒルサイドプラザ、スタジオヒルサイドの三会場でやっているんだけど、ヒルサイドプラザでは「シュランク(ミニミニ3D)」ローリー・アンダーソンの長広舌が聞けて、わたしはとても満足でした。
ついでにというか、いろいろと体調心配があり代官山にあるかかりつけクリニックに行ってきた今日なのであったが、診てもらったところ、どこも全く悪くないことが判明。そうした意味でも大変幸せで素晴らしい一日だった。殺しても死なない目黒です…。segafredoでいただいた、くるみとスイートポテトのタルト(?名称不確か)とエスプレッソのおいしさが身にしみた!(文=目黒条