左右バランスを読む

 自分の顔の右半分と左半分がかなり違う、ということが、ちょっと前から目だってきていた。今朝も鏡を見ると、左半分はフラットなのに、右半分は腫れぼったくてぷっくりしている。「そうか、左脳使わなさすぎってことだ!」と思いつき、一人納得。こういうことを書くと、理系の方はバカにして笑うかもしれないけれど、身体の右半分は左脳が司っているのでしょう? このところ右脳ばっかりで仕事してロジック離れしているので、左脳サイドの右顔の代謝が悪くなっても不思議ではない気がする。だから、今日はちょっと悔い改めてロジカルに行こう、と誓う。非科学的?
 「顔の左右のバランスを鏡で見てチェック」という占断法。マルシー目黒で売り出そうか?(←かなり本気。)ぼてっと鈍重に見えるサイドの、逆側の脳半球がサボってますよ、ということだ。オーラ・リーディングとかと違って、誰にでも読み取れるから簡単だろう。
 さらに考えると…政治的な「右・左」というのを、ダイレクトに脳の位相に置き換えるなら、右がイマジナリーなものを多く含有してて、左が観念的、っていうのと偶然ぴったり来る。(文=目黒条)