ヤン・ファーブルの劇評

 このところ連続でヤン・ファーブルの『わたしは血』のことばかり書いているが、今朝の朝日新聞に「エロ・グロ…」とかいうとんでもない見出しとともに稚拙な印象批評が載っていて、心の底からがっかり。「新たな美を求めるやり方は革命的進化といっていいのだろうが…」とかいう寝言は、もはや劇評ではない。というかわたしの感想文も稚拙なんですが、前の日の日記をご参照ください。(文=目黒条