S川/長編

うちにいつも来るS川急便の人、たしかに相当の頻度で顔を合わせている。しかし、別にお友達ではないし名前も知らない。人なつこいのは構わないが、ドアの前で「佐G急便ですよ〜!」となれなれしく叫んでしまうのはいかがなものか。何となく、最後に「ん」がついているようにさえ聞こえました。一応仕事なんだから「よーん」はいけません。
ところで、電子書籍に関しては、次は未発表の長編を出そうかと考えています。「カルトの島」の元になったもの。最初にそれを出版しようとしていて、でも連作短編集の方が読みやすいからと言われて、別の作品としてカルトを書いた…というわけで、そちらの長編は未発表のままになっていたので。
けれども、さすがに長編となると綺麗なフォーマットでちゃんとした本にしないと体裁が悪いので、誰かプロに入ってもらわなければと思っています。それで、パブーではない別のユニバーサルなe-bookサイトから出す(とっくにサインインしていたのだけれど、テクニカルな点でめげていた。が気を取り直してやるつもり)。…ただ、着手する時間が今はないので、ちょっと先になる見込みです。(文=目黒条